2007年06月21日
ファミレスで完全禁煙を維持する要件
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■□■
□□ 『禁煙飲食店の成功法則』 2007.06.21(第2号)
■ 儲かる禁煙飲食店を経営するためのポイントとノウハウをお伝えします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■――今週の成功法則(ファミレスで完全禁煙を維持する要件)―――――――――
健康増進法が施行される以前からファミリーレストラン(以下ファミレス)にはほ
とんどの店舗で禁煙席を設けています。しかし、外食業界全体で禁煙化が進む中、完
全禁煙・完全分煙の店舗は極めて少ないのが現状です。
ファミレス業界では最も早くリンガーハットが全店終日禁煙に乗り出しましたが、
売り上げの減少により現在は時間帯禁煙に後退しています。他のチェーン店も一時的
に禁煙店をオープンしていましたが、早い段階で禁煙撤回の情報が禁煙スタイルに寄
せられました。
ファミレスは原則として分煙のスタンスを取っていますが、残念ながら完全な分煙
が出来ているのはごく一部で、禁煙席のすぐ隣が喫煙席であったり、ドリンクバーや
サラダバーなどが喫煙席側にあることも多いです。禁煙席に座っていても喫煙席から
タバコの煙が流れてくることは日常茶飯事です。
ファミレスがファミリー層を主要ターゲットとしているのであれば、完全禁煙は決
して難しく無いはずです。しかし、なぜ完全禁煙での営業が難しいのか?考えられる
要因をまとめてみました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
1.必ずしもファミリー層だけがターゲットになっていない
(サラリーマン、学生、カップル、中高年等の客層も多く喫煙率は決して低くない)
2.ほとんどの店舗が深夜営業をしている
(深夜に喫煙や談話目的で利用する若いグループ客が多い)
3.2人以上のグループ利用を想定している
(グループの中に1人でも喫煙者がいたら普通は喫煙席を選ぶ)
4.利用客は様々な目的でファミレスを利用している
(飲食だけでなく、打ち合わせや勉強、喫煙目的の利用客もいる)
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ファミレスの完全禁煙が難しいと考えられる要因をいくつか書き出してみましたが
、グループ客の利用が多く、グループ客の全てが飲食を目的としているわけではあり
ません。友人や恋人と談話をしたくてファミレスを利用するケースも多いですし、店
内で座ってゆっくりとタバコを吸いたいと第一に考える喫煙者も当然いるわけです。
ファミレスに限らず、グループ客の中に1人でも喫煙者がいたら、普通は喫煙席を
選びます。非喫煙者が意思表示をしない限りは我慢して喫煙席を利用しざるを得ない
のが現状です。
大手ファストフード(食事利用が主目的のチェーン)で全店禁煙にしている店舗は
基本的にカウンター席を設けてあり、1人での利用も想定されています。ファミレス
は1人では入りづらく、ほとんどの利用客は2名以上となっています。前回のメルマ
ガでは外食率と喫煙率の解説をしましたが、非喫煙者も喫煙者と同席して喫煙席を利
用しているので、喫煙席の需要は禁煙席より未だ高い状態となっています。
既存の業態での禁煙化はこのような事情から完全禁煙が難しく、全国チェーンのロ
イヤルホストでも完全禁煙店は東京の九段下店のみです。九段下店の営業時間は午前
1:00までと若干短めになっています。
http://www.royal.co.jp/corporation/shop/shop_royalhost02_head.html
ファミレスの禁煙化はまだまだ難しく手探りが続く状態ですが、2006年、サン
デーサン系列で終日全席禁煙の「ジョリーピアット」がオープンしました。既存のジ
ョリーパスタを業態転換し、店舗数はまだ20店舗と少ないですが、平成22年3月
期までに100店舗の業態転換を予定しているそうです。
http://www.sundays-sun.co.jp/piatto/top.html
http://www.sundays-sun.co.jp/corporate/newsrelease/7_060519piatto.pdf
私も大阪と東京で1度ずつ利用しましたが、一般的なファミレスよりも料理のラン
クが高く、店内の質感も非常に高いです。メニューも健康志向のドリンクやサラダ、
ご飯系等も充実していて料理を選ぶのに良い意味で苦労します。
さらに注目すべき点としてファミレスでは珍しいカウンター席を設けており、一人
客でも入りやすい雰囲気です。(全店舗でカウンター席を設けているかは未確認)
そしてジョリーピアットは全店が深夜営業をしておらず、遅くても24:00まで
には閉店します。営業時間も夜更かしをしない健康志向の利用客に合わせた設定だと
言えます。
http://www.sundays-sun.co.jp/piatto/shop.html
既存のファミレスとの差別化を明確に打ち出し、単純に禁煙にするだけでなくメニ
ューやレイアウトなどにも一工夫を入れていて、健康志向の利用者を囲む工夫がされ
ているように感じられます。
外食業界の中では禁煙化が遅れているファミレスも、時代の流れで徐々に禁煙店が
増えています。数少ない禁煙店を積極的に利用する人が増えれば、禁煙店の需要は確
実に増えるでしょう。
−今週のポイント−
・完全禁煙のファミレスには深夜営業が難しい
・禁煙にするだけでなく、メニューや素材にも健康志向を取り入れる
・喫煙、談話目的より食事目的を重視した利用客を取り込む工夫が必要
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NHK・朝日放送・朝日新聞・神戸新聞などのメディアにも注目の禁煙スタイル!
http://www.kinen-style.com/info/media.html
発行元:禁煙スタイル代表 岩崎 拓哉
http://www.kinen-style.com/
お問い合わはこちら
http://www.kinen-style.com/info/reference.html
発行システム:『まぐまぐ!』
http://www.mag2.com/
配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000237796.html
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■――今週の成功法則(ファミレスで完全禁煙を維持する要件)―――――――――
健康増進法が施行される以前からファミリーレストラン(以下ファミレス)にはほ
とんどの店舗で禁煙席を設けています。しかし、外食業界全体で禁煙化が進む中、完
全禁煙・完全分煙の店舗は極めて少ないのが現状です。
ファミレス業界では最も早くリンガーハットが全店終日禁煙に乗り出しましたが、
売り上げの減少により現在は時間帯禁煙に後退しています。他のチェーン店も一時的
に禁煙店をオープンしていましたが、早い段階で禁煙撤回の情報が禁煙スタイルに寄
せられました。
ファミレスは原則として分煙のスタンスを取っていますが、残念ながら完全な分煙
が出来ているのはごく一部で、禁煙席のすぐ隣が喫煙席であったり、ドリンクバーや
サラダバーなどが喫煙席側にあることも多いです。禁煙席に座っていても喫煙席から
タバコの煙が流れてくることは日常茶飯事です。
ファミレスがファミリー層を主要ターゲットとしているのであれば、完全禁煙は決
して難しく無いはずです。しかし、なぜ完全禁煙での営業が難しいのか?考えられる
要因をまとめてみました。
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1.必ずしもファミリー層だけがターゲットになっていない
(サラリーマン、学生、カップル、中高年等の客層も多く喫煙率は決して低くない)
2.ほとんどの店舗が深夜営業をしている
(深夜に喫煙や談話目的で利用する若いグループ客が多い)
3.2人以上のグループ利用を想定している
(グループの中に1人でも喫煙者がいたら普通は喫煙席を選ぶ)
4.利用客は様々な目的でファミレスを利用している
(飲食だけでなく、打ち合わせや勉強、喫煙目的の利用客もいる)
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ファミレスの完全禁煙が難しいと考えられる要因をいくつか書き出してみましたが
、グループ客の利用が多く、グループ客の全てが飲食を目的としているわけではあり
ません。友人や恋人と談話をしたくてファミレスを利用するケースも多いですし、店
内で座ってゆっくりとタバコを吸いたいと第一に考える喫煙者も当然いるわけです。
ファミレスに限らず、グループ客の中に1人でも喫煙者がいたら、普通は喫煙席を
選びます。非喫煙者が意思表示をしない限りは我慢して喫煙席を利用しざるを得ない
のが現状です。
大手ファストフード(食事利用が主目的のチェーン)で全店禁煙にしている店舗は
基本的にカウンター席を設けてあり、1人での利用も想定されています。ファミレス
は1人では入りづらく、ほとんどの利用客は2名以上となっています。前回のメルマ
ガでは外食率と喫煙率の解説をしましたが、非喫煙者も喫煙者と同席して喫煙席を利
用しているので、喫煙席の需要は禁煙席より未だ高い状態となっています。
既存の業態での禁煙化はこのような事情から完全禁煙が難しく、全国チェーンのロ
イヤルホストでも完全禁煙店は東京の九段下店のみです。九段下店の営業時間は午前
1:00までと若干短めになっています。
http://www.royal.co.jp/corporation/shop/shop_royalhost02_head.html
ファミレスの禁煙化はまだまだ難しく手探りが続く状態ですが、2006年、サン
デーサン系列で終日全席禁煙の「ジョリーピアット」がオープンしました。既存のジ
ョリーパスタを業態転換し、店舗数はまだ20店舗と少ないですが、平成22年3月
期までに100店舗の業態転換を予定しているそうです。
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http://www.sundays-sun.co.jp/corporate/newsrelease/7_060519piatto.pdf
私も大阪と東京で1度ずつ利用しましたが、一般的なファミレスよりも料理のラン
クが高く、店内の質感も非常に高いです。メニューも健康志向のドリンクやサラダ、
ご飯系等も充実していて料理を選ぶのに良い意味で苦労します。
さらに注目すべき点としてファミレスでは珍しいカウンター席を設けており、一人
客でも入りやすい雰囲気です。(全店舗でカウンター席を設けているかは未確認)
そしてジョリーピアットは全店が深夜営業をしておらず、遅くても24:00まで
には閉店します。営業時間も夜更かしをしない健康志向の利用客に合わせた設定だと
言えます。
http://www.sundays-sun.co.jp/piatto/shop.html
既存のファミレスとの差別化を明確に打ち出し、単純に禁煙にするだけでなくメニ
ューやレイアウトなどにも一工夫を入れていて、健康志向の利用者を囲む工夫がされ
ているように感じられます。
外食業界の中では禁煙化が遅れているファミレスも、時代の流れで徐々に禁煙店が
増えています。数少ない禁煙店を積極的に利用する人が増えれば、禁煙店の需要は確
実に増えるでしょう。
−今週のポイント−
・完全禁煙のファミレスには深夜営業が難しい
・禁煙にするだけでなく、メニューや素材にも健康志向を取り入れる
・喫煙、談話目的より食事目的を重視した利用客を取り込む工夫が必要
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