2008年03月

2008年03月29日

禁煙撤回の大きなリスク

最近は禁煙撤回をする店舗も少しずつ減ってきましたが、売上げの減少が原因で撤回を考えている店舗も潜在的には多いようです。

喫煙店から営業途中で禁煙し、また喫煙に戻す場合、大きなリスクを覚悟する必要があります。

その大きなリスクとは「喫煙客も非喫煙客も来なくなってしまう可能性」を意味します。

喫煙→禁煙(喫煙目的の利用が減って、利用対象として外される)

禁煙→喫煙(禁煙に価値を感じていた非喫煙客の利用が減る)

禁煙によって一時的に減少した売上げを取り戻せるかは店側の取り組みにかかっています。時代の流れは確実に禁煙に向かっているため、禁煙に対してクレームを言う喫煙者は確実に減っているでしょう。しかし、クレームが減るかわりに「禁煙店が利用対象として外され、他の喫煙店へ流れる」可能性もあります。

禁煙店であることをPRした場合、喫煙に戻す場合は逆に「タバコが吸える」ことをPRする必要があると思われます。このPRが失敗すると両方のお客さんを失う可能性があり、最悪の場合は廃業しざるを得ない状況にもなり兼ねません。

飲食店の禁煙化は喫煙そのものの問題だけではなく、業態・立地・地域性・目的など複合的要因が絡み合っているのが現状です。逆に深く考えずに禁煙化して影響が出ない店舗もあるため、様々な事例を見ながら分析を進めていきたいと思います。

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禁煙飲食店アンケートから感じられること

3月上旬から禁煙飲食店を対象としたアンケートを回収しており、すでに150店舗以上の回答が寄せられています。一昨年はわずか28店舗しか回答が得られなかったことを考えると大きな進歩だと思います。

禁煙によって売上げが落ちた店もあれば、逆に伸びた店もある。
どちらが多くなるかは最終結果を見ないとなんとも言えませんが、今回は回答数も多いことから、業態別の集計を取ることもできそうです。

例えば「バー・居酒屋」に特化した統計や「フレンチ・イタリアン」に特化した統計も可能となります。業態によって売上げの変化がどのように起こるのか気になるところです。



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2008年03月27日

受動喫煙被害 対策強化を検討

受動喫煙被害 対策強化を検討
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/27/d20080327000018.html

昨日、厚生労働省で受動喫煙防止に向けた検討委員会が開かれ、現状の報告や話し合いが進められました。

官公庁施設の禁煙化は確実に進んでいますが、学校はまだ45%に留まり、飲食店に至っては80%以上の店舗が「分煙」すらされていないそうです。

残りの20%が仮に分煙されているとしても、「時間帯禁煙」や「不完全分煙」も含まれていることでしょう。私たちがいつでも安心して利用できる「完全禁煙」、「完全分煙」も含めると10%を切るのでは?と予測できます。

まだまだ日本の対策は遅れていますが、会合が設けられ、メディアで放送されただけでも大きな前進だと言えるでしょう。

kinen_magazine at 10:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 禁煙に関するニュース・話題 

2008年03月26日

完全分煙では従業員を守れない

「空気もおいしいお店」 「空気もきれいなお店」 認定店の訪問
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/hisyo/chiji/fieldwork/weekly/071227.html

神奈川県の松沢知事が「公共的施設の禁煙条例」制定に向けて力を入れていますが、条例制定にあたり現場を視察するなど、積極的な取り組みをされています。

実際に店内禁煙としている飲食店を訪問し、意見交換もされていますが、
知事も「店内を完全分煙とした場合でも、お客さんの受動喫煙を防ぐことはできますが、従業員の方は受動喫煙の影響を受けてしまいますね」と明確に話されています。

利用客の受動喫煙を防ぐだけであれば「完全分煙」もある程度の効果は得られると思います。ただ、従業員の健康まで考えればお金のかからない「完全禁煙」が最も理想です。

多くの飲食店が「完全禁煙」に踏み切れず、多額の費用をかけて「完全分煙」にするか「不完全分煙」でその場しのぎをしています。

神奈川県に限らず、保健所などが中心となって禁煙・分煙店の認証制度に力を入れていますが、「経営的不安」を無くすための取り組みまでは至っていないようです。

これからは行政・民間と言った立場にとらわれず、「禁煙したい飲食店」をサポートする事業が必要になると考えます。

kinen_magazine at 18:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 法規制、条例に関するニュース・話題 

自家焙煎珈琲を求めて和歌山へ

普段から和歌山へ足を運ぶ機会はほとんどなく、年に1度旅行やドライブで出掛けるぐらいですが、和歌山へ行くと必ず立ち寄りたくなるのが「GreenBeans」です。

「GreenBeans」は自家焙煎珈琲が楽しめ、世界中から集まった数多くの珈琲豆を販売しています。販売品の豆はキレイな緑色をしており、普段見かける珈琲豆と違って鮮度の良さを感じます。

珈琲豆は焙煎してから3日ほどで酸化が始まるらしく、味や風味も低下してしまうそうです。だからこそ、その場で焙煎した珈琲が飲めることは本当に価値のあることだと思います。

美味しい珈琲は味だけでなく、香りもポイントとなりますが、残念ながら日本においては「珈琲+タバコ」がセットで考えれており、こだわりのある珈琲を扱っていても禁煙店はごく少数となります。

Green Beansの禁煙表示

珈琲そのものを純粋に楽しむのであれば、禁煙は当たり前だと思いますが、今までの慣習を変えるには時間がかかるかもしれません。

こちらのお店を訪れたのは随分と前になりますが、禁煙で自家焙煎珈琲を楽しめるお店は数少ないため、ついついアイスとホットの両方を頼んでしまいました。

アイス珈琲

ホット珈琲

私は珈琲の専門家では無いのですが、普段飲む珈琲に比べると味も香りも明らかな違いがあり、ブラックでも透明感があり、ミルクや砂糖が無くても美味しく頂けます。自家焙煎の味に慣れてしまうと市販の珈琲が飲めなくなってしまう気がしました。

お店としても珈琲への強いこだわり・自信があるからこそ、禁煙での営業にポリシーを持っているに違いありません。

タバコを吸える喫茶店は世の中に五万とあり、タバコを吸えない喫茶店はごく少数です。味や香りにこだわりのある喫茶店であれば遠方であっても利用したいぐらいです。


Green Beansの外観

■GrrenBeans(完全禁煙)
http://www.kinen-style.com/gourmet/4400.html
和歌山県和歌山市太田470 太田ビル 1階
JR和歌山駅東口徒歩6分

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2008年03月25日

禁煙飲食店の地域格差

これまで数多くの禁煙飲食店を見てきましたが、禁煙飲食店は全国にまんべんなく存在するのでは無く、地域によって店舗数・禁煙率の大きな差が出ています。

圧倒的に禁煙飲食店が多いのは当然ながら東京ですが、神奈川や愛知も禁煙飲食店が比較的多いようです。大阪も登録数は多いですが、時間帯禁煙の割合が多く、完全禁煙店に絞り込むと想像以上に少ない数になってしまいます。

飲食店を禁煙化するにあたり、事前調査が必要だと思われる要素の一つが「地域性」です。禁煙・喫煙においても地域性は確実に出ており、タクシーの禁煙化の流れを見れば都道府県単位に関しては一目瞭然です。

飲食店の場合、明確に地域性を調べるのは難しいですが、同じ東京都内でも禁煙店の多い地域、少ない地域が明確に出ているはずです。

例えばタバコを吸う人が多いと思われる地域で、地域密着の飲食店が禁煙化に踏み切った場合、売上げが急激に減少する可能性があります。時間が経てばいずれは禁煙が受け入れられるようになると思いますが、禁煙が浸透するまでの期間も明確に読めず、売り上げ減を想定した貯蓄が必要になるでしょう。

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コーヒーの香りを楽しめる禁煙珈琲店

先日の横浜・東京出張の際、禁煙スタイルに掲載されているオーナー公式登録店を最優先して利用することを決めていました。

9日は午前中に埼玉県内の観光を終え、東京に戻る途中の東武東上線大山駅を途中下車し、徒歩で5分ほど離れた場所にある「カフェ トラヴィアータ」へ足を運びました。

カフェ トラヴィアータの外観

私自身は珈琲マニアというほどではありませんが、珈琲は紅茶と同じぐらい好きで、レストランでの食後は珈琲を香りと共に味わいたくなるものです。

まずはお腹が空いていたこともあり、ランチメニューを食べた後、自慢の珈琲を頂きました。さすが珈琲に力を入れているお店だけあって味も香りも納得のクオリティです。まだまだ世間一般には「珈琲とタバコ」がセットのように語られ、珈琲の香りも味わいたい私達にとっては正反対の価値観です。

自慢の珈琲

大阪に住んでいた頃は和歌山にある自家焙煎の珈琲専門店に通っていましたが、焙煎したての珈琲の香りと味は今でも忘れられません。

ちなみにトラヴィアータは板橋区の認証を受けており、板橋区のホームページでも大々的に紹介されているようです。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/hokenjo/kireinakuuki.htm

板橋区 健康づくり21

板橋区のステッカーはお店のコメント欄が設けられており、他の地域のステッカーと比べてインパクトもあります。禁煙にされている理由も明確であれば、喫煙者への理解も高まるように感じます。


■カフェ トラヴィアータ(完全禁煙)
http://www.kinen-style.com/gourmet/8144.html
東京都板橋区大山東町28-6  1F
東武東上線大山駅 5分

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横浜の禁煙BAR「月光」

毎年3月から4月にかけて、仕事の関係で東京へ出張する機会が多くなります。
今年は3月に横浜へ3泊4日の出張となり、外食はホテルの朝食を除き、全て完全禁煙の飲食店を利用しました。

私は普段からあまりお酒は飲むことが無く、付き合いで飲む程度なのですが、お酒が好きな人と会う時は私もついつい手が出てしまいます。

世の中、まだまだ「お酒=タバコ」のセットが当たり前とされ、禁煙の居酒屋やバーは本当に数が限られていますが、禁煙スタイルで検索すると大都市圏であれば何軒かヒットします。禁煙のバーが存在すること自体、確実に禁煙の流れが進んでいることを実感させられます。

久々に利用した禁煙バーは横浜の関内駅から徒歩で5分程度の場所にある「BAR月光」で全席禁煙でありながら、隔離された喫煙室を設けるという珍しいパターンです。

以前から喫煙室があることを耳にしていましたので、副流煙のことが少し心配でしたが、実際に足を運んでみるとタバコの煙を気にすることなく、お酒とおつまみを頂きながら楽しく会話が弾みました。お店のホームページによると店の前や路上での喫煙をご遠慮頂くために喫煙室を設けたとか。

モスコミュール

これまではお酒好きな人ほどタバコを吸うイメージがありましたが、実際には非喫煙者にもお酒好きな人は多くいます。まだまだ数少ない禁煙バーですが、非喫煙者の癒しの場として増えて欲しいなと願うばかりです。

他人のタバコの煙が苦手な喫煙者や非喫煙者と同席される喫煙者の方にこそ、積極的に禁煙バーを使って欲しいなと個人的に感じます。

BAR月光の外観

■BAR月光(完全禁煙)
http://www.kinen-style.com/gourmet/7195.html
神奈川県横浜市中区吉田町3-14 新井ビル1F
JR・地下鉄関内駅より徒歩5〜6分

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「いわしや」西宮で食べられる本場讃岐うどんの名店

西宮市に引っ越して3ヶ月以上が経ちますが、以前から讃岐うどんファンの間で噂になっていた西宮市山口町にある「いわしや」へ足を運んできました。

平成18年4月にオープンしたばかりのお店で、店内は清潔感がありセルフスタイルを採用しています。うどんは1杯300円からとリーズナブルで、天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューも充実していて、600円もあれば満腹になるぐらい食べられるでしょう。

麺のコシを味わうなら冷たいうどんがお勧めですが、「ひやあつ」というメニューがあり、水で締めたうどんに熱い出汁をかけています。私はいつも「ひやあつ」を注文しています。1杯で満足できない場合は続けて2杯目に挑戦することも。

「ひやあつ」300円
ひやあつ

「ぶっかけ」380円
ぶっかけ


店内は平日・休日を問わず賑わっていて、食べ終わったらすぐに席を立つ利用客ばかりです。レジの近くにさりげなく禁煙マークが掲示されていますが、利用客のほとんどは「讃岐うどんを食べること」が明確な来店目的になっているので、禁煙による売上げ減の影響はほとんど考えられないと思います。逆に喫煙を認めることで回転率が悪くなり、清掃コストなども考えれば売上げ減になるぐらいです。

比較的回転の早いうどん・そば屋であれば禁煙は難しく無いと思いますが、最近では昼はランチ客メインで営業し、夜は居酒屋となる店舗も目立ちます。このような場合はランチタイムの禁煙が経営上の限度と言えるでしょう。

いわしやの外観写真

■いわしや(完全禁煙)
http://www.kinen-style.com/gourmet/9243.html
兵庫県西宮市山口町下山口3丁目12-20


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飲食店を禁煙にしてお客を呼び込もう!

「飲食店を禁煙にしてお客を呼び込もう!」は洲本市禁煙支援センターが作成された
ページで飲食店禁煙化のちょっとしたコツやノウハウを紹介されています。

http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/restaurant.htm

海外では飲食店の全面禁煙化により売上げが伸びたケースもあり、法規制前の禁煙化は、「喫煙目的」以外の利用客を事前に取り込むことができます。

ピークタイムに数回転するようなお店であれば禁煙化によって回転数を上げることもできますし、灰皿を洗う手間や人件費もカットできます。

ネット上の飲食店禁煙情報は細切れのようになっていて、まとまりが無い状態ですが、当ブログで役立つサイトを紹介していきたいと思います。

kinen_magazine at 12:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 飲食店の禁煙ノウハウ・資料